new! 高音質オ−デイオ関連 備忘録 (2015.12.29から)




新PC(中古改造品だが)による 高精度CD-R焼きについて

日記の様なもの(2015.12.28) にもある様に最近 3年ほど前に作られた汎用サーバ機を格安で入手して、改造してようやく本番投入
出来る様になってきた。
 このマシーンを使って色々高音質オーディオのテスト等をこれからやろうと思うのでまず初めにこのPCの性能についてだが、



  1.マザーボードは Supermicro X8SAX ver.2.0 という汎用サーバー向けの基盤 2009年当時は約¥55000位で市販もされていた
   し、現在も同様に保守用として販売サポートされている。(いかにも産業用向けの長いサポート、民生用基板の ASUS, Gigabite
    の様に商品のサイクルは短くない。当時も今もかなりの高額マザーボードだ。現在初代 I7 ハイエンドCPUをサポ^トする
   ソケット LGA1366対応X58チップセットマザーボードは中古品以外ではほぼ入手は不可能。(2年ほど前からだが)
   この スーパーマイクロという会社は台湾系中国人が米国で1993年に設立して2007年NASDAQへ上場している。
   ごく一部のハイエンドマニアからは、会社の製品ロゴが日の丸と同じなので「まる」と呼ばれている。

  2. CPUは 初代 i7 ハイエンド最後の i7 980 (2011.6) で、一世を風靡した第2世代の i7 2700K が2011.10に直ぐに
    リリースされた為に殆ど一般には売れなかったハズ。ハイエンドのユーザーは2010年3月に先に発売されていた
    オーバークロック仕様の Core i7-980X(9万円前後で販売された)を買ってしまっていた事もある。あまり知られていない
    CPUだが、定格動作では i7-980X と同等。現在インテルの i7CPUは 第6世代の i7 6700K(4コア)まで来ているが
    CPU自体の能力はこのCPUを3割程度上回る程度だ。サーバー向けのXeon を除けば8コア16スレッドのIntel
    Core i7-5960Xが最強だ。(Intel Core i7 980Xの約2倍弱の能力、現在12万円位する )
      この i7 980 は第1世代の i7 なのだが、未だ実力派第一線級だ、逆にここ数年それだけCPUは能力を向
    上出来ていないとも言える。
    この i7 980 CPU自体は6コア12スレッドでOSからは12個のCPUが動作している様に見えている。
    4コア 8スレッドのCPUとあまり変わらない様にも思えるのだが、地味に目立たないバッグラウンドでタスクを処理
    したり沢山のソフトを稼働させた時の安定性も高い。メインメモリーは12GBで24GBまで拡張可能。
    HDDは1TBと500GBの2個、付いていたDVD ROMは、評価の高いPIONEER DVR 217L(BULK)DVD RWに取り
    換えてある。
     現在はこれに加えて、PCI-Xバスに Adaptec Adaptec SCSI Card 39320A(DELL OEM ver. )を実装し
    Plextor PX-W124TSe という15年も前のCD R をぶらさげている。
    2016.1.07現在では、Adaptec Adaptec SCSI Card 29160に変更している。
Supermicro X8SAX

CPU ソケット LGA1366
の下にロゴの日の丸が
見える
左側2本の白い長いバス
が PCI-Xバス、右が
普通のPCIバス、
黒い3本のバスは
PCIe シリアル転送バス。



  ここからが、高音質オーディオ関連のテーマに入るのだが、このSupermicro X8SAX マザーボードは今では忘れられた
 PCI-XというPCIバスを拡張したバススロットルを2本持っている。このバスは所謂旧世代のPCIバスを拡張して約8倍の
 転送能力を持つ高速バスで、主にサーバーで、SCSI Raid, SAS(Serial Attached SCSI),ファイバーチャネル等の高速
 転送を要求されるストレージ(記憶装置)関連に利用される。ありがたい事にこのバスで動作するSCSIボードが主に
 Adaptec社からリリースされていた。問題はWindows OS で64ビットOSが主流になるWindows7 以前の製品のために
 64ビットのドライバーがあるかどうかだが、一部の製品はWindows7 64ビットのドライバーがサポートされていた。それ以降の
 Windows OS(Win8,8.1,10)のサポートはSCSIボードでは行われない。SCSI Raid ボードはドライバーが提供される。
 このPCI-Xバスを実装するコンシュマーマザーボードは最大手のASUSでも、調べた限り、一般的な市販品では4種類程
 しかなかった。ASUSはここ10年位で1000種以上のマザーボードを製作しているが極めて例外的なバスといえる。
 他のコンシュマーメーーカからも殆ど発売されていないのではないだろうか?インテルやTYAN、GIGABITE等の古いマザー
 で2CPUをサポートするデュアルCPUサーバー用タイプで散見されるはすが、。。。。 とても個人マニアに売られる様なもの
 でもなさそうだ。
ごく最近のASUS社のPCI-Xバスを
実装するマザーボード

ASUS P6T workstation proffessonal

発売当初は3万5千円前後で実売された。
ヤフーでも最近2点ほど出品されたが、
中古でも3万から5万とプレミアがついている
様子。2本のPCI-Xバスが実装されている。


このバスを使わずにWindows系64ビットOSで本格的にSCSIをドライブする方法は殆ど無い。(本格的にとは
 SCSI ROMを介してデバイスを制御することを指していているが、例外的にPCLe バスでのSCSIボードがAdaptec 社からでて
 いる。(ASC-29320LPE RoHS SGL / 2248700-R ASC-29320LPE RoHS SGL)  他にPCIバスで64ビットドライバーを
 もつAdaptec 26160N,2930LPや1RATOC社のREX-PCI30L シリーズ位だろう。Windows OSをハックして一部を書き換える方法
 もあるらしい、、、、、、が。
  ただSCSI機器をwindows系64ビットOSでドライブするだけなら USB-SCSIコンバーターケーブルなどでも一応
 出来る事になつているらしいが、不安定だろうし、高速で細かな制御はまず無理だろう。認識すらできない器機もある。
  因みに、私も本当に知らなかったのだが、1981年に創業したSCSIの巨人Adaptec社は2010年5月にPMC Sierraに
 買収されて同年7月にはNASDAQ上場廃止となった。 現在AdaptecはPMCの一ブランドとして細々とサポートを行っている。
 この先SCSIはこれからはSASやSAN,iSCSI等で使用されるソフトウエア(プロトコルとして)として生き残るが一般ユーザーの
 視界からは完全に消えてゆく。
 このPCI-XBUS型のAdaptec SCSI Card 39320、29320シリーズが一般のハイエンド自作ユーザーに
 とっては最後のSCSIカードとなる様だ。2002年10月リリースだが、このころですら既にSCSIは、
 ....1990年代の鉄板と言われた名盤2940UWを最後に、....マニアの視野からほぼ消えかかっていたのだ、
 なにせPCI-Xを実装したマザーが入手困難だったからだし、接続するSCSI器機は古いものばかりだった
 から。接続されるメインのハードディスクは一般用途にはSATA(シリアルATA)で十分だったのだから、
 SCSIは一般のマニアは急速にSATA(現在の主流インターフェース)へ移行してしまった。
シナノケンシ
外付けSCSI
タイプの
CD Rライター

Plextor
PX-W124TSe
2016.1.10現在故障中
につき、同SCSI内蔵接続型
PX-W124TS でテストを
行う。
2000年1月リリース
もう15年も経っている
 中古機で日本では
4,5千円。アメリカの
eBayではまだ2、3万円も
する。
 欧米の有力放送局
の指定機器でもあり
かなりヘビーデューティ
な造りだ。ズッシリと重い。
(3.0キログラム)
まだ、Yahooでは年に5-6台
の出品があり、同じケースの
PX-W1210TSe の方が
高い値がつく。



  ただ、このSupermicro X8SAX マザーボードは IDE(ATAPI)のインターフェースを実装していないので、一番話題になる
 高級なCD-R ライターをドライブする事が出来ない。だがつい2-3年前のマザーボードでもIDEを実装するものがかなりあり、
 大きな問題ではない。このIDE スロットルをサポートするマザーボードは i7 第4世代あたりのマザーからほぼ無くなり、一部
 の特異なマニア以外の視野からも消えてしまう運命。(ぶら下がる器機がハードディスクか、CD,DVD位しかないしなァ)
  IDEベースのCD-Rライターを使う実験は別のPCで行うつもりである。

シナノケンシ
外付けSCSI
タイプの
CD Rライター

Plextor
PX-W820TE
1998年12月リリース
もう17年も経っている
TLA#0403Aは当たり
ロットなのだと言うが
理由はこれから調べる。

 状態の良いものを
オーデォマニアと思しき
個人から幸運にもYahoo
でゲットできた。200枚
程度しかCDを焼い
ていないという。 
PX-W124TSeよりも
マニアご指定の定番中の
定番品といわれたものだ、
もう入手出来る機会も
めったにないだろうから
大事にしよう。